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業界用語集

■アーユルヴェーダ
アーユルヴェーダは インドの伝統的な学問で、その名は サンスクリット語 の「アーユス(生気、生命)」と「 ヴェーダ (知識)」の複合語である。現代でいう 医学 のみならず、生活の知恵、 生命科学 、 哲学 の概念も含んでいる。約五千年の歴史があり、チベット医学や古代ギリシア、ペルシアの医学等にも影響を与えたといわれている。
 
■アビヤンガ
アーユルヴェーダの伝統的オイルマッサージ。 アビヤンガとは、「愛情のこもった滑らかな手」という意味を持つ。西洋のアロマなどのマッサージと比べると、アビヤンガは、良く言えば、「ダイナミック」、悪く言えば、「大ざっぱ」。静かに、温かく、そしてパワフルなテクニックで、「マルマ」と呼ばれるツボを刺激しながら全身をマッサージします。インドの古典では、「老化を防いで100歳の長寿を授かる。」と言われている。オイルをしっかり体に入れることで、体内毒素や脂肪、不安や疲労の排出を促す手法。
 
■アロマセラピー
アロマセラピー もしくは アロマテラピー (Aromatherapy)は、 花 や 木 など植物に由来する芳香成分( 精油 )を用いて、心身の健康や美容を増進する技術もしくは行為のこと。 お香 やフレグランス・キャンドルも含め、生活に自然の香りを取り入れて ストレス を解消したり心身をリラックスさせることも、広義にアロマセラピーと呼ばれる。
 
■按摩

按摩 ( あんま )とは、なでる、押す、揉む、叩くなどの手技を用い、生体の持つ 恒常性 維持機能を反応させて健康を増進させる 手技療法 である。按摩の按とは「押さえる」という意味であり、摩とは「なでる」という意味である。また、江戸時代から、按摩の施術を職業とする人のことを「按摩」または「あんまさん」と呼ぶが、 視覚障害者 の間では、これを盲人に対する蔑称と受け取る向きもあり、あまり使わない方がよい言葉になっている。

 
■インフォームドコンセント
医療行為 (投薬・手術・検査など)や 治験 などの対象者( 患者 や被験者)が、治療や臨床試験/治験の内容についてよく説明を受け理解した上で (informed) 、方針に合意する (consent) 事である。説明の内容としては、対象となる行為の名称・内容・期待されている結果のみではなく、代替治療、 副作用 や成功率、費用、 予後 までも含んだ正確な情報が与えられることが望まれている。 以下、本文では「 IC 」と略する。ICの概念として、「説明・理解」と、それを条件にした「合意」の、いずれも欠けないことが重要である。また、ここでの「合意 consent」とは、双方の意見の一致・コンセンサスという意味であり、必ずしも提案された治療方針を患者が受け入れるということを意味しない。患者が「全部お任せします」といって十分に理解しようとせずに署名だけするような態度や、医療従事者が半ば説得して方針に同意させるような態度は、不十分なICの例である。一方で、患者が充分な説明の元で治療方針を「拒否」し、 医療従事者 側がそれを受け入れた場合、これは充分なICといえる。ICは、従来の医師・歯科医師の権威( パターナリズム )に基づいた 医療 を改め、患者の選択権・自由意志を最大限尊重するという理念に基づいている。説明する側は医療行為の利点のみならず、予期される 合併症 や、代替方法についても十分な説明を行い、同意を得る必要がある。また、この同意はいつでも撤回できることが条件として重要である。こうすることで初めて、自由意志で治療または実験を受けられることになる。
 
■陰陽五行説

陰陽五行思想 (いんようごぎょうしそう、おんみょうごぎょうしそう)とは、 中国 の 春秋戦国時代 ごろに発生した 陰陽思想 と 五行思想 が結び付いて生まれた 思想 のこと。 陰陽五行説 (いんようごぎょうせつ)、 陰陽五行論 (いんようごぎょうろん)ともいう。陰陽思想と五行思想との組み合わせによって、より複雑な事象の説明がなされるようになった。 「陰陽五行思想」とは前述の通り「陰陽思想」と「五行思想」を組み合わせたものである。 「陰陽思想」は古代中国神話に登場する帝王「 伏羲 」が作り出したものであり、全ての事象は、それだけが単独で存在するのではなく、「陰」と「陽」という相反する形(例えば明暗、天地、男女、善悪、吉凶など)で存在し、それぞれが消長をくりかえすという思想である。 一方、「五行思想」は 夏 の創始者「 禹 」が発案したものであり、万物は「木火土金水」という五つの要素により成り立つとするものである。後に の陰陽家鄒衍により5つの 惑星 と、さらにその後様々な事象と結び付けられ、陰陽思想と五行説が統合されて観念的な陰陽五行思想として完成する。

 
■陰陽思想

陰陽 (いんよう)とは、古代中国の思想に端を発し、 森羅万象 、宇宙のありとあらゆる事物をさまざまな観点から 陰 (いん)と 陽 (よう)の二つに分類する 範疇 。陰と陽とは互いに対立する属性をもった二つの であり、万物の生成消滅といった変化はこの二気によって起こるとされる。このような陰陽にもとづいた思想や学説を 陰陽思想 ・ 陰陽論 ・ 陰陽説 などといい、 五行思想 とともに 陰陽五行説 を構成した。宇宙の最初は混沌(カオス)の状態であると考え、この混沌の中から光に満ちた明るい澄んだ気、すなわち陽の気が上昇して天となり、重く濁った暗黒の気、すなわち陰の気が下降して地となった。この二気の働きによって万物の事象を理解し、また将来までも予測しようというのが陰陽思想である。受動的な性質を「 陰 」、能動的な性質を「 陽 」に分類する。具体的には、影・暗・柔・水・冬・夜・植物・女などが「陰」であり、光・明・剛・火・夏・昼・動物・男などが「陽」である。これらは相反しつつも、一方がなければもう一方も存在し得ない。森羅万象、宇宙のありとあらゆる物は、相反する陰と陽の二気によって消長盛衰し、陰と陽の二気が調和して初めて自然の秩序が保たれる。重要な事は、陰陽二元論が 善悪二元論 とは異なると言う事である。 陽は善ではなく、陰は悪ではない。あくまでこの世界を構成する要素に過ぎず、両要素は対等、同等である。戦国時代 末期に 五行思想 と一体で扱われるようになり、 陰陽五行説 となった。

 
■オステオパシー

オステオパシー ( Osteopathy )とは1874年に アメリカ ミズーリ州の 医師 アンドリュー・テーラー・スティル (Andrew Taylor Still)によって創始された。我が国では カイロプラクティック 、 スポンディロセラピー と共にアメリカ三大整体術と呼ばれている。しかし、 スポンディロセラピー はすでに失われた手法であり、詳細は明らかではない。 また、オステオパシーとは、療法を指す用語ではなく、たとえば、東洋医学の中に鍼療法があるように、オステオパシー医学という医療哲学のひとつの体系のことである。従って、その意味では、オステオパシー「療法」というのは正しくない。オステオパシーはギリシア語のOsteon(骨)とPathos(病理、治療)の2つを語源とし、日本では整骨療法と呼ばれていたこともあるが、骨のみを調整する手技とは異なり、骨格などの運動器系、動脈・静脈やリンパなどの循環器系、脳脊髄液の循環を含む脳神経系など、解剖学的あるいは生理学的な広範囲の医学知識の元に、手を使って治療を加える。現在ではオステオパシーとそのままで呼ぶ。 しかし、単なる療法ではなく、オステオパシーとは、そのままでひとつの哲学であり、1、身体全体をひとつのユニットとして考える、2,身体の機能と構造は一体のものであると考える、3、自然治癒力を鼓舞することを主眼とするなど、独特の医学体系を持つ。

 
■オーラ

オーラ (aura) は、物体(特に 人間 )が放出する 雰囲気 、 霊気 などのこと。「息」を意味する ギリシア語 「アウラー」に由来し、 英語 としてはやや 文語 的な表現である。 オカルト や ニューエイジ では、オーラは、 生命 活動や 精神 活動をつかさどる 超自然 的なエネルギーである 生体エネルギー が、体から放出され、体を取り巻いたものだとされるが、科学的根拠はない。中国 の 気 、 インド の プラナ などと同一視することが多い。また、 宗教画 などに描かれる 後光 (ハロー)をオーラとみなすことがある。オーラの色で 性格 がわかるといわれている。たとえば「赤」は、「頑固で情熱的、理想家、短気」、「オレンジ」 :は、「庶民的、おっちょこちょい」、 「黄色」は 「 ひょうきん、ほがらか」 、 「緑」は、「無欲な平和主義者」、 「青」は、「冷静、現実主義」 、 「紫」 は「 情愛が深い」、 「金」 は、「最も崇高な色、英知、リーダー気質」 、「銀」は、「古風、地味」など。科学的な用語を使うときは、オーラは、微弱な 電気 エネルギー、 電磁場 、 光 のエネルギーなどであるとされる。

 
■オーラソーマ

カラーセラピーの一つ。 1983年、イギリス人のヴィッキー・ウォール女史によって創始され、日本では1995年頃から一般的に利用されるようになった。オーラ(aura)・・・光 ソーマ(soma)・・・身体 。上下二層に別れた液体の入っているボトルがあり、その中から4本を選ぶ事により、自身の状態を知ることができる。 選んだ色や順番から状況を見ていく。1本目・・・本質 2本目・・・ギフトとタレント 3本目・・・現在 4本目・・・未来。2007年10月現在、ボトルの数は全部で106本。

 
■カイロプラクティック
カイロプラクティック ( Chiropractic )とは、 1895年 に アメリカ 、 アイオワ州 ダベンポートのD.D.(ダニエル・デビッド)・パーマーにより創始された療法。日本には 1916年 、パーマーの設立したパーマー・スクール・オブ・カイロプラクティック卒業の川口三郎が伝えたとされている。ギリシャ語のChiro「手」とPrakticos「技術」を組み合わせた造語で、「脊椎指圧療法」ではない。カイロプラクティックとは、自然の法則に基づく、哲学・科学・芸術であり、不調(疾病)の原因となる脊柱上の分節を、素手によってのみアジャストをするシステムとされる。創始者DDパーマーは、カイロプラクティックの定義をこのように定めている。それを説明を加えて別の表現で解説すると、 脊椎 などの椎骨がずれて 神経 が圧迫され、神経機能を阻害されることが様々な病気や症状の原因となるという理論に基づき、ナーボスコープに代表されるインストゥルメンテーション(計器測定)と呼ばれる体表温度測定器によって サブラクセーション (一つの椎骨が上下の関係において正常な位置より変位して、神経圧迫を起こし、脳からのメンタルインパルス(ライフ・フォース、神経エネルギー)の伝達を妨害している状態)の位置や時期を確認し、レントゲン写真にて方向や程度及びサブラクセーション退化の段階を精査し、その結果に基づき、必要な椎骨に、必要な時期に、必要な方向に、必要な深さと力で、素手による矯正(アジャストメント)によってのみ脊椎骨の配列を整え、かつ神経機能の妨害を取り除き、それにより、人間が本来持つ 自然治癒力 (カイロプラクティックではイネイト・インテリジェンスと呼ぶ)を100%働ける状態にすることで身体の機能を回復させようとする医療体系である、とも言える。筋肉や骨といった筋骨格系の機能と構造的な障害、そしてそれらが及ぼす神経系の機能異常、ひいては健康全般への影響を診断、治療、予防し、なるべく薬物や外科を用いず自然治癒力を取り戻させようとするヘルスケアである。尚、オステオパス(DO)や医師(MD)や共に医学(西洋医学)に分類されているが、 カイロプラクター (DC)は補完代替医療に分類され医学(西洋医学)ではない。WHO に世界80ヶ国ほどの団体からなる WFC (世界カイロプラクティック連合)が NGO として加盟し、世界約30ヶ国(アメリカ、カナダ、オーストラリア、イギリス、ニュージーランド、香港、南アフリカとか)で法制化されている。 WFC の日本代表団体は 日本カイロプラクターズ協会 (JAC)。発祥の地アメリカでは全州で法制化されており、Doctor of Chiropractic(D.C)やLicensed Chiropractic Physicianの名称の医療資格として認可されている。欧米諸国(イギリス、スイス、デンマーク、ノルウェーなど)の一部では、カイロプラクティック専門家という資格を法制化している国もある。日本では 医業類似行為 としても法制化されておらず、誰もがカイロプラクターを名乗る事が出来る。よって施術を受ける側は症状の悪化はもとより、高額な回数券や健康食品、健康器具の押し売りなどの危険が伴う可能性に注意が必要である。
 
■漢方

漢方医学 ( かんぽういがく )とは伝統的診断法によって、 生薬 による処方を行い、病を治療する方法、もしくは、その医学大系。これによって処方された生薬による処方を漢方薬と称す。また、漢方には、漢方薬による治療のみでなく、 鍼灸 や 按摩 、 食養生 などが含まれる。 中国では、漢方と称することはなく、湯液と称することが多い。 日本においては、 漢方 と称することが多いが、これは江戸時代、ヨーロッパ医学を 蘭方 と指すことに対して、使われた医学を指す。明治時代 以降は、 皇方 ・ 皇漢方 ・ 和方 ・ 和漢方 ・ 東洋医学 とも呼ばれた。尚、 漢方医学 という用語は、昭和初期に使用が始まった用語である。日本漢方という用語は、昭和後期より使用されている。『 傷寒雑病論 』は、『 傷寒論 』(しょうかんろん)と『 金匱要略 』(きんきようりゃく)と呼ばれる二つの経典が含まれる。

 
■気功
気功 (きこう)は、 中華人民共和国 で編纂された 中国 伝統の各種養生法を 中医学 に基づき再編した 健康法 である。 1957年 に劉貴珍が『気功療法実践』を著し、気功という名が一般に定着した。気功の基本は、心身のリラックスにある。 中国語 では体のリラックスのことを「放鬆」(ほうしょう)、 心 の安定した状態を「入静」(にゅうせい)と言っていて、両者を合わせた「鬆静」(しょうせい)状態が気功を行なうときの基本となっている。心身が安定してゆるんでいる状態で、動作、呼吸、 イメージ を用いて、総合的に心身の自己コントロールを行なうのが気功の特徴である。また、スポーツでは筋肉を鍛えるが、気功は内臓を鍛えるともいう。気功の源流は、 陰陽五行思想 、古代医術や シャーマニズム 、 中国武術 、 導引 や 按摩 など民間の養生法、 仏教 ・ 道教 などの 宗教 の修行法など多岐にわたる。そうした様々な行法の中から、病弱な人でも自分でできる効果が高いものを選び、簡単なことの繰り返しで成果が上がるように工夫されてきたのである。 日本 からは岡田式正座法、霊動法などが伝わり中国気功に影響を与えた。また、例えば インド の ヨーガ はヨガ気功と言われていた。中華人民共和国では 中医学 の 経絡 理論などと結びついて、健康法として簡化 太極拳 と同様公園などで広く行なわれていた。また、一定の医療効果を上げてきたので、中国では病院や療養所などで気功科を併設している場合もある。そうした、医療健康面での功績のために、布教活動が禁止されている中国の中でも、気功と言えば宗教的な色彩のものでも容認される傾向が生まれ、1980年代以降、新しい宗教気功が次々と現れた。その結果、中国政府は共産党に批判的な法輪功を弾圧し、 1999年 の 法輪功 事件に至った。法輪功事件以後、集団で気功をすることの規制が厳しくなり、現在の中国では郭林新気功など一部の公認グループを除いて公園で気功をしているのを見なくなった。中国では現在、健身気功という政府公認の気功を編集している。
 
■経穴

経穴 (けいけつ) とは、「気と血」のエネルギーの通り道である 経絡 上にあって、、気血の出入りし、経絡が合流したり分枝したりする経絡状の重要なところである。一般的には ツボ と呼ばれ、また「穴(けつ)」とも呼ばれるように、熟練した鍼灸師が触診すると、微細な陥凹部としてとらえられる。 鍼灸 で診断や施術をする重要な部位であるが、 禁鍼穴 ・ 禁灸穴 と呼ばれる、施術が禁止されている経穴もある。。皇甫謐 の『 鍼灸甲乙経 』では経絡上に配置されている。 楊継洲 の『 鍼灸大成 』で理論的に書かれた。王執中 の『 鍼灸資生経 』ではツボの部位とその主治、鍼灸法や取穴と治療法などが記載された。経穴には 正穴 と 奇穴 があり、正穴は14本の経絡( 任脈 、 督脈 と12正経)に属し、 滑寿 の『 十四経發揮 』によると354穴が全身に存在する。 WHOでは1989年、奇穴のうち7穴を14正経に所属させて361穴とした。奇穴も250穴以上ある。経穴の場所の多くは関節、筋溝、腱上、腱下、骨縁、骨端、骨孔、動脈の上や静脈の上、神経の上部にあたる部分に存在しており、実際に取穴した際に指頭を使って経穴部位を確認する。疾病の際にその部分に様々な病態変化が起きるので指頭で探ることにより圧痛があったり、特異な響きが出ることがある。これを内臓皮膚体表反射という。逆に鍼灸等を用いて刺激することにより治療を行ったときに出る現象を皮膚体表内臓反射という。ツボ の療法でもっとも肝心なことは、正しい ツボ を見つけることである。これを取穴といって、患者に対して確実に効果のあるツボを取ることである。 一般の人には、正しいツボの位置を見つけるのは大変なことだが、だいたいの目安としては、まず、 皮膚 の状態をよく観察する。ツボの部分はうるおいがなく、ときに赤身を帯び、腫れていて触れると痛く感じる。そのあたりを指でなでてつまんでみると、痛みを感じたり、軽い不快感があったりする。また強く押してみて、反応がある所がツボである。例えば、コリコリとしたしこりがあったり、触れるとピリピリしたりする所がそうである。 ツボ療法の原理は、ツボと 内臓 との関係を考えてみると分かりやすい。ツボとは 内臓 の疾患が、皮膚の表面への反応として敏感に出てきた所である。つまり、このツボを刺激すれば、 内臓 への働きかけが可能ということになる。 このように体の表面と内部の病態との関係を多くの実例から究明したものを ツボ理論 という。ツボを刺激すると、それが、 脊髄 や 中枢 に伝えられ、それを受け取った 中枢 はさらに、その先の 末梢神経 、つまり指先へ刺激を伝えていく。逆にいえば、指先を動かすことによって気血経絡を通して各ポイントを刺激することになり、全身の血行を正常化する。つまり、血液の循環がよくなり、頭の回転が促進され、血液が体のすみずみまで行き届くことになる。したがって、 ストレス が自然に解消され、 内臓 を丈夫にし、良貨を防ぐので、若さを保つことができるのである。

 
■経絡

経絡 (けいらく) の経は 経脈 を経絡の絡は 絡脈 を表わし、古代中国の 医学 において、人体の中の気血榮衛(気や血などといった生きるために必要なもの,現代で言う代謝物質)の通り道として考え出された。 経脈は十二の 正経 とよばれるものと、八の 奇経 とよばれるものがある。正経は 陰陽 で分類され、陰は太陰、少陰、厥陰の三陰に、陽は太陽、陽明、少陽の三陽に分けられ、手、足それぞれに三陽三陰の属する経脈が割り振られて計十二脈になる。そして、陰経は臓に属して、陽経は腑に属する。 奇経 の中で 任脈 、 督脈 以外は 経穴 を持たず、正経の中の2、3経に連なって走行している。 任脈 、 督脈 だけは独自の 経穴 をもっている。経脈には 経別 と呼ばれるものもある。絡脈 は十五 絡脈 とその他の 絡脈 、その中でさらに分かれて小さくなった孫絡がある。 その他、 五臓六腑 を纏わない 経筋 と呼ばれるものもある。上記全てをあわせて、経絡という。

 
■好転反応
好転反応 ( こうてんはんのう )とは治療の過程で起こる予期しない激しい身体反応のこと。 しばしば副作用、不適応を誤魔化すための用語として使われるので、注意が必要である。東洋医学 、とくに あん摩 では揉み返し、 鍼灸 では瞑眩と呼ばれ治療過程において頻繁に起きることなので、事前に説明がされることが多い。なお、同様に身体を物理的に刺激する リフレクソロジー 、 低周波治療器 においても好転反応は起こりうる。 慢性的に疲労していた筋肉がほぐれ、老廃物が血液中に流れること等が要因が考えられ、だるさや眠気、ほてり等を感じるケースが多い。眠気が生じると不眠症が治ったと勘違いしてしまうことがある。また、老廃物が尿として排出されるため、色が濃くなったりする。その他にも、主訴となる症状が一過性に増悪するケースもある。瞑眩は、 東洋医学 の瞑眩(めんけんとも、めんげんともいう)という漢方用語が元になった言葉と考えられている。この瞑眩という言葉は中国古典『 四書五経 』のうちの『 書経 』にもみられる。漢方薬 の厳密な定義に従うと、瞑眩が発生するのは多くて1000人に1人程度であり、症状が現れた後、長くても1~2日で収まる。瞑眩がなければ治らないという 漢方 の考え方もある。 薬 には 副作用 というものがつきものであり、これを含めた意味で用いられることもある。現在は、 化粧品 や 健康食品 による 副作用 を誤魔化すためのセールストークでも使われる。 実際には 副作用 や有害反応であるにもかかわらず、治療の時期を徒に遅らせる場合もあり、こうした事例が問題視されることもある。建設的な見方をすれば、いわゆる好転反応は、人間が自然に備えている防御メカニズムの発動と考えることができる。例えば吐き気を催しやすい人は、食物を口にしていないケースでも吐き気を催すことがある。事前に予備知識があれば、量的な調整で好転反応を回避、あるいは軽減させることは十分可能である。建設的な好転反応とは、副作用とは似て非なるものである。現れる症状に個人差があり、反復性が少ない。
 
■五行思想

五行思想 (ごぎょうしそう)は、古代 中国 に端を発する 自然哲学 の思想で、万物は 木 ・ 火 ・ 土 ・ 金 ・ 水 の 5 種類の 元素 から成るという説である。又、5種類の元素は、互いに影響を与え合い、その生滅盛衰によって天地万物が変化し、循環する、という考えが根底に存在する。西洋の 四大元素説 (四元素説)と比較される思想である。 五行思想 は、 戦国時代 の 陰陽家 ?衍 (すうえん。?は{馬芻}。鄒衍と表記する場合もある, 305年 頃-240年 頃)が理論づけたとされる。一説によると、元素を5つとしたのは、当時中国では5つの惑星が観測されていたためだという。春秋戦国時代の末頃に 陰陽思想 と一体で扱われるようになり、 陰陽五行説 となった。 木(木行) 木の花や葉が幹の上を覆っている立木が元となっていて、樹木の成長・発育する様子を表す。「春」の象徴。 火(火行) 光り煇く炎が元となっていて、火のような灼熱の性質を表す。「夏」の象徴。炎の神 土(土行) 植物の芽が地中から発芽する様子が元となっていて、万物を育成・保護する性質を表す。「季節の変わり目」の象徴。 金(金行) 土中に光り煇く鉱物・金属が元となっていて、金属のように冷徹・堅固・確実な性質を表す。収獲の季節「秋」の象徴。 水(水行) 泉から涌き出て流れる水が元となっていて、これを命の泉と考え、胎内と霊性を兼ね備える性質を表す。「冬」の象徴。四季の変化は五行の推移によって起こると考えられた。また、方角・色など、あらゆる物に五行が配当されている。

 
■五臓六腑

五臓六腑 (ごぞうろっぷ)とは、 伝統中国医学 において 人間 の 内臓 全体を言い表すときに用いられたことば。「五臓」とは、 肝 ・ 心 ・ 脾 ・ 肺 ・ 腎 を指す。 心包 を加え六臓とすることもある。「六腑」とは、 胆 ・ 小腸 ・ 胃 ・ 大腸 ・ 膀胱 ・ 三焦 を指す。関係臓器がない三焦をはずして五腑とすることもある。現代 医学 における 解剖学 の知見とは異なる概念。 陰陽五行説 による解釈では、五臓も六腑もともに五行に配当され、それぞれの役割などについて説明される。五臓六腑について書かれた最古の文献は、 中国 最古の医学書とされる『 黄帝内経 』であると言われている。

 
■サムンプライ
タイマッサージでは、欠かすことの出来ない物質のこと。タイ医学では、病気を治すために使われてきた。タイハーブを初めとした植物(花、葉、幹、根、種子など)、 動物(皮、骨、牙など)、鉱物、結晶(鉄、石、塩など) に大きく分類されるが、主にタイマッサージでは数種類のハーブをボールにしたプラコップが使用される。パーリ語を原点とし,サンスクリット語で書かれた仏教典によると、アーユルヴェーダを起源とし、その流れを汲むタイマッサージの始祖でもあるシバカゴマラバット大師の時代(2500年前)からマッサージと自然薬の、治療や諸症状軽減への使用が行われていたとある。押す・ひねる・引く・軽くたたく、押す・押し付けてもむ などのプラコップの使用法で、筋や筋肉をほぐす効果と蒸気やエキスによって皮膚からの桂皮吸収で成分を補う。
 
■指圧
指圧 (しあつ)とは、疾病の予防並びに治療を目的に、読んで字の如く 母指 を中心として 四指 並びに 手掌 のみを使用し、全身に定められた ツボ と呼ばれる指圧点を押圧しその圧反射により生体機能に作用させ、本来人間のからだに備わっている 自然治癒力 の働きを促進させる日本独特の 手技療法 である。指圧の原点は 手当て にはじまる。日本では、有史以来様々な手当て即ち 手技療法 が営まれてきた。明治以降になりアメリカの3大手技と呼ばれる カイロプラクティック 、 オステオパシー 、 スポンジロセラピー が次々に流入し、日本に古来から伝わる様々な手技に加え、 中国伝統医学 が伝来した 按摩 や導引按?、活法なども融合された結果、一時は300種以上の多種多様な手技が 療術 として混在していたが、 大正 9年( 1920年 )頃には既に現在の指圧療法の原型となる指圧が 浪越徳治郎 によって確立されていたとされている。 太平洋戦争 の敗戦後、 連合国軍最高司令官総司令部 の指導によりほとんどの療術が禁止されたが、昭和30年( 1955年 )8月に「あん摩師、はり師、きゆう師及び柔道整復師法」のあん摩があん摩(マッサージ、指圧を含む)と変更され、指圧が法律上で初めて認められた。しかしながらその法律の名称があくまで独立した手技として認められていなかった為、『指圧はあんまに非ず』のスローガンの下、 日本指圧協会 、東京指圧師会などの指圧師団体が立ち上がり、昭和39年( 1964年 )6月、遂に「あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔道整復師等に関する法律」と並立名称に変更された(昭和45年( 1970年 )に 柔道整復師法 が単独法になったため あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師等に関する法律 となる)。はじめて指圧という名称そのものが使われた年代については多少の異説はあるものの、現在の指圧療法を体系付け確立したのは昭和15年に現在の日本指圧専門学校 浪越学園 の前身である指圧学院を設立した 浪越徳治郎 である。浪越徳治郎は、わずか7歳の時に 多発性関節リウマチ で苦しむ母を救いたい一心から、母指と手掌による押圧中心の手技を独自に会得し、最初は圧迫療法、後に指圧療法と名付けた。その後 マリリン・モンロー や モハメドアリ 、 吉田茂 首相をはじめとした歴代の 総理大臣 、 A級戦犯 を裁いた 東京裁判 のキーナン検事など、国内外の著名人を治療したことにより、日本はもとより全世界に指圧(SHIATSU)を普及させた。また、彼の設立した 日本指圧専門学校 は、中国伝来の 経絡 理論を初めて指圧に取り入れて、 経絡指圧 を確立した 井沢正 をはじめ、海外では 禅指圧 (Zen Shiatsu)と呼ばれて欧米を中心に普及している増永式の 増永静人 、念仏を取り入れて精神統一を図る タオ指圧 (Tao Shiatsu)の 遠藤喨及 、指圧のツボを経絡経穴に当てはめ解剖学生理学的に解明した ツボ指圧 (TSUBO SHIATSU) Tsubo Shiatsu の 池永清 など国の内外で活躍する多くの卒業生を輩出している。 現在、指圧は英語名でもそのままSHIATSUと訳され、 日本の独特の手技療法 として世界中に普及しつつある。
 
■自然治癒力
自然治癒力 (しぜんちゆりょく、spontaneous cure)とは、人間・動物などの心身全体が生まれながらにして持っている、ケガや病気を治す力・機能を広くまとめて指す表現。手術を施したり、人工的な薬物を投与したりしなくても治る機能のこと。「自己治癒力」とも呼ばれる。「自然治癒力」と古くから呼ばれ親しまれている機能の中には、「 自己再生機能 」と「 自己防衛機能 」が認められる。「自己再生機能」とは、体が外傷などを負った時に、(それが少々の規模であれば)傷を治す機能のこと。「自己防御機能」とは、生体の外部から浸入してくるウィルス・細菌類と戦う機能のこと。つまり「 免疫 」のことである。二つの機能は連携して機能することもある。例えばスリ傷を負った時の治癒では、生体は浸入してくる細菌と戦いつつ皮膚を再生しているので「自己防衛機能」と「自己再生機能」を同時に働かせているということになる。
 
■自律神経

自律神経系 (じりつしんけいけい、 英 Autonomic nervous system )とは、 末梢神経系 のうち植物性機能を担う神経系であり、 動物性機能を担う 体性神経系 に対比される。自律神経系は内臓諸臓器の機能を調節する遠心性機序と内臓からの情報を中枢神経系に伝える求心性の機序という二つの系からなる。交感神経系 と 副交感神経系 の二つの 神経系 で構成されている。随意神経系(体性神経系)と対照して、不随意である「自律神経系」は 消化 、 呼吸 、発汗、および 代謝 のような不随意な機能を制御する。自律神経系はホルモンによる調節機構である内分泌系と協調しながら、種々の生理的パラメータを調節し ホメオスタシス の維持に貢献している。 これらの機能が一般に自身のコントロールの外にあるが認識できない訳ではなく、そして、心の状態に影響を及ぼすと考えられる。交感神経 と 副交感神経 の二つの神経系からなり、ひとつの臓器に対して、一般に拮抗的に働く(相反支配)。交感神経系の機能は、fight or flightと総称されるような、身体的活動や恐怖などの ストレス の多い状況において重要となる。交感神経系の亢進により 血圧 、 心拍数 を上げ、そして 消化管 、 皮膚 への血液量を減らして 骨格筋 への血液供給量が増加する。また、 瞳孔 と細 気管支 を拡大させることで 視覚 と 血液 への 酸素 供給を好転、そして 肝臓 での グリコーゲン 分解と 脂肪組織 での 脂肪 分解により必要なエネルギーを発生させる。結果として、骨格筋を中心とした組織において豊富な酸素とグルコースが供給される一方で、皮膚や消化管へは供給が乏しくなる。心機能亢進、 気管支 の拡張、肝グリコーゲン分解、脂肪分解等が交感神経系の支配下にある一方で、主に安静時に重要となる、消化管機能(消化管運動、消化液分泌)、排尿機能の亢進は副交感神経系のコントロール下にある。心拍数を減少させ、血圧を下げて、皮膚と胃腸への血液を戻し、瞳孔と細気管支を収縮させて、唾液腺 分泌 を刺激して、蠕動を加速する。 副交感神経系は回復と省エネルギー化に向け、器官へ影響を及ぼす。 それは腸壁のいくつかの層の神経叢に接続され交感および副交感神経繊維により調節されうる。 しかし、交感神経と副交感神経からの入力から断ち切られた後でも腸の神経系はそれ自身で作動することができる。 これが腸神経系が時々「2番目の脳」と呼ばれる由縁である。

 
■シロダーラ
シロダーラは、「脳のマッサージ」と呼ばれ、温めたオイルを眉間に垂らし続けるトリートメントのこと。先ず、頭頂部中央のマルマ(中医学では、百会と呼ばれるツボ)にオイルを垂らします。そして、ゆっくりと、生え際→眉間に向かってオイルを垂らし続けながら移動します。温かいオイルが落ちてくる感触は、なんとも言えない心地よさで、意識が遠のいていく体験ができる。また、時間の感覚もなくなり、30分をたったの5分に感じる人も多くいるほど、深いリラックスを与え、心の緊張を和らげる施術法。
 
■鍼灸
鍼灸 (しんきゅう)とは、身体の特定の部位に 鍼 や 灸 を用いて皮膚または経絡に刺激を与えることで、病気を治す 伝統中国医学 の治療法をいう。日本において鍼灸を業として行う場合は「 はり師 」と「 きゅう師 」の国家資格を 鍼灸養成施設 で取得する必要がある。 なお、鍼は必ずしも人体内に刺すものではなく、皮膚をこするだけのものや押すだけのものも存在する。日本では、鍼灸は 遣隋使 や 遣唐使 の伝来と共に伝わったと言われている。鍼灸の伝来と共に鍼灸は 律令制度 に取り入れられて 針博士 が任命され、日本の医療の一部として浸透し始める。 丹波康頼 の『 医心方 』には鍼灸の条文が記載されているが、鍼の使用法については外科的なものばかりであり、現代のような金元明医学の鍼法とは大きく異なる。灸法についても、現在のような 経脈 ( 経絡 )を意識した ツボ (経穴)の使用法ではなく、 特効穴 的な選穴か、鍼と同じく外科的な使用法である。これらは『 千金方 』や『 外台秘要 』などの影響であり、 隋 、 唐 代医学そのものと言って過言ではない。ツボや経脈が現在のような使用法に至るには、 代医学の伝来を待つしかなかった。室町時代 から 江戸時代 に入って日本鍼灸は大きく発展した。『 鍼道秘訣集 』の 御薗夢分斎 、 打鍼術 を発明した息子の 御薗意斎 、『 素問諺解 』、『 難経本義諺解 』、『 十四経発揮和語抄 』など中国の文献の解釈本を多く出版した 岡本一抱 など、この時代は多くの人物を輩出したが、特に 杉山和一 の功績は大きい。杉山和一の考案した 管鍼法 は日本の主流の技法となっている。又、盲人であった和一は盲人の鍼灸術修得のため鍼治学問所を設立した。 明治時代 になると、近代西洋文化の流入に伴い、 明治政府 が西洋医学の導入と共に 漢方医学 の排斥を進めた。鍼灸もその例に漏れず、明治時代から 大正時代 にかけて鍼灸は衰退をたどった。明治から昭和初期にかけて鍼灸の医学的研究が成熟を迎えるようになり、 大久保適斎 は鍼灸刺激は 交感神経 を介して心臓に影響が及ぶということを提唱し、 三浦謹之助 は鍼治についての研究を行い、 後藤道雄 は ヘッド帯 を用いての治療を行った。 長浜善夫 と 丸山昌郎 は鍼の響きよるものと考えた。 石川太刀雄 は 皮電点 を、 中谷義雄 は 良導点 を、 小野寺直助 は 圧診点 を、 成田夬助 は 擦診点 を、 藤田六朗 は 丘疹点 を提唱した。また、 芹澤勝助 は鍼灸師としてはじめて医学博士を取得した。昭和に入ってから 第二次世界大戦 や GHQ の統制で鍼灸の存続が危ぶまれたが、医学博士 石川日出鶴丸 や全国の鍼灸師の働きにより昭和22年( 1947年 )12月20日、「あん摩、はり、きゅう、柔道整復等営業法」が公布される。また、鍼灸の衰退に対して復興運動が昭和初期から起こりはじめた。「古典に還れ」と提唱した 柳谷素霊 とその元に集まった 岡部素道 、 井上恵理 、 本間祥白 、 福島弘道 などが 経絡治療 を体系化した。他にも澤田流 太極療法 を考案した 澤田健 、江戸時代の 本郷正豊 著『 鍼灸重宝記 』の内容を治療法の核としていた 八木下勝之助 、 小児はり の 藤井秀二 、 皮内鍼 の 赤羽幸兵衛 、『 名家灸選釈義 』を著し、深谷灸法を確立した 深谷伊三郎 、その弟子で『 図説深谷灸法 』を著した 入江靖二 、『 灸治療概説 』を著した 根井養智 、『 鍼の道を尋ねて 』の著者であり鍼灸の神様と呼ばれた 馬場白光 などが古典を元に鍼灸の復興に力を注いだ。 昭和58年( 1983年 )、鍼灸を専門に研究する初の四年制大学である 明治鍼灸大学 が開学した。昭和63年( 1988年 )、「あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師等に関する法律」の改正により、 知事免許 であった資格が 国家資格 となった。
 
■スウェディッシュマッサージ
スウェーディッシュマッサージとは、スウェーデン式のオイルマッサージのこと。リンパマッサージ、アロマ テラピー・マッサージの原型として知られ、欧米ではセラピー やリラクゼーションの現場に深く浸透している。やさしいタッチが特徴で、オイルを使ってなでるようなソフトなマッサージ法。
 
■ストーンセラピー
石を使った療法のこと。石を使った施術は、古代から人々に広く根付いていました。インディアンがルーツともいわれているが、中世のヨーロッパでは宝石が薬として使われ、 中国では石を鍼治療や漢方薬に使い、 日本でも温石(おんじゃく)を痛みの“癒し”や 灸の代用として利用してきた。 ストーンセラピー/ストーンマッサージの歴史は古く、 世界中の人々に愛されてきた療法。 多くのサロンでは、ストーンを使ったオイルマッサージを指していることが多い。
 
■整体

整体 ( せいたい )とは、 脊椎 ・ 骨盤 ・ 肩甲骨 ・ 四肢 等の体全体の 骨格 の 関節 の 歪み・ズレ ( 亜脱臼 )の矯正と、 骨格筋 の調整などを、(手足を使った) 手技 にて行うことで、症状の改善や治療をおこなう民間療法の一種である。「整体術」「整体法」「整体療法」と呼ばれることもある。現在の整体の起源は、 日本武術 に伝わる手技療法に、 伝統中国医学 の 手技療法 や、 大正時代 に日本に伝わった オステオパシー や カイロプラクティック などの 欧米 伝来の手技療法と、当時の治療家たちの独自の工夫などを加えたものを集大成したものである。なお、 柔道整復 業(接骨,整骨)他とは、治療に対する思想、施術内容が全く異なる。 整体の民間治療法を用いる者は整体師・整体士・整体療法士などの名称で呼ばれる。民間資格が乱立し、マットなどの商品をいわゆるマルチ商法で販売する業者が、講習代金と商品を抱き合わせで売るために、資格を作っているような場合がある。このため良心的な整体師の一部からは、法制化による 国家資格 化を期待する意見もあるが、各 流派 の間で、組織的な統合の合意がされていない事、国家資格化に伴う 公的医療保険 の適用による 厚生労働省 の 医療費 の更なる支出の増加、 あん摩マッサージ指圧師 と業務が重複する可能性があることなどの理由から、実現性は疑問視されている。

 
■セン
タイ古式マッサージの考え方の基本になる経絡のこと。気の流れの通り道。タイ古式マッサージでは全身の10本のエネルギーラインを用いて施術を行う。中国医学の経絡とは微妙に異なる。タイ古式マッサージ「ヌアボーラン」は、人体に「セン」と呼ばれるエネルギーラインが流れているという考え方の上に成り立っている。このセンは目に見えないもので、解剖学上確かめることはできない。このエネルギーラインの考え方は、インド医学(アーユルヴェータ)にも存在しており、ヌアボーランが、インドを起源とするヨガの影響を明らかに受けていることがよくわかる。 中国の経路にもこのようなエネルギーラインが存在するが、これらは似通っていますが決して一致していない。目には見えないけれども、確実に作用する力。それこそが不可思議なエネルギーであり、それが「気」である。東洋医学全般にこのような「気」の流れる道があるとされ、まさにタイ古式マッサージ・ヌアボーランも東洋医学のひとつであることがわかる。人間は、自分を取り巻く宇宙エネルギーと常にバランスを保ちながら、肉体や精神を維持しています。呼吸によって吸収された空気や食事によって吸収された食物は、人体に入ってから生命エネルギー(プラーナ/気)に変わり、エネルギーラインを通 って全身に供給される。つまり、エネルギーラインは、自分と宇宙エネルギーを結ぶ掛け橋の役割をしている。エネルギーラインは、10本のセンのほか、網の目状にめぐる気道72000本のナーディーを加えて「2番目の皮膚」「2番目の身体」として人体を形成している。たとえば、人間が具合が悪いという状態は、生命エネルギー(プラーナ)の供給が妨害され、不足した状態と考えられる。そこで、マッサージによってエネルギーラインに刺激を与え、生命エネルギー(プラーナ)の流れを正常にしていくというわけだ。ヌアボーランでは、エネルギーラインの中でも特に重要とされる10本の全身のセンを刺激するようにして施術を行う。その中でも6本が足(足裏~足の付け根)の部分に集中しているため、通常のヌアボーランでは、足の部分のマッサージからスタートする。そして、全体の中でもその割合が多いというのも、他のマッサージと比較した場合のひとつの特徴と言える。「セン」というエネルギーラインの存在自体は、解剖学上確認できないが、最近の研究によって、ヌアボーランの効果 が、肉体や内臓に対して非常に有効的であると、立証されはじめてている。現代では、「気/プラ-ナ」の存在も明らかになってきている。その存在は、波動で確認できる。波動は目には見えないレベルの細かな振動で、世の中のすべての物質はそれぞれに違った形の波動をもっている。クオーツ時計(水晶時計)は、正確に時を刻むが、この原理は水晶の振動を利用したものであるように、現代産業においても用いられている。
 
■ゾーンセラピー
ココロとカラダに本来備わった「自然治癒力」を高める為の新しい総合療法。「体調やココロの状態は、カラダのゾーン(各部位)に表れる」という考え方から足裏のゾーンを刺激して健康を促進させようという方法。 ゾーンセラピーは本来人間が持っている自己ヒーリング能力を蘇らせココロとカラダを健康にしく。 ゾーンセラピーでは、現在主流となっている「リフレクソロジー」・「中国式マッサージ」・「ホリスティック医学療法」などを指す。
 
■タイ古式マッサージ

タイ古式マッサージ (タイこしきマッサージ、Nuat phaen boran)は、一種のタイのマッサージであり、ストレッチングおよびディープマッサージを含んでいる。「Nuat phaen boran」を正確に翻訳すると古式マッサージないし伝統的マッサージであるが、現在、 タイ マッサージ、古式マッサージ、伝統的なタイのマッサージ、タイのヨーガマッサージ、 ヨーガ マッサージ、タイの古典のマッサージ、タイの 整体 、受動的ヨーガ、あるいは支援つきヨーガとしても知られている。 インド に始まり、 アーユルベーダ を取り込んでいるので、タイ古式マッサージは必然的にヨーガのような様式を含んだ。被術者はマッサージのコースの間に多くのヨーガと同じ体位をさせられるのが特徴。主にそのスタイルによって、大きく2つの流派に分けられているが、南部式スタイル(俗にバンコクスタイルと呼ばれる)では 指圧 療法が強調されるのに対して、北部式スタイル(俗にチェンマイスタイルと呼ばれる)には ストレッチ 動作が多い。この独自のマッサージ施術法のルーツは、およそ2500年前にさかのぼる。タイではシバカゴーマラバット「Javika Kumar Baccha 」として知られるブッダの主治医によって、タイに導入されたと信じられている。つまり、仏教の伝来と共に伝来したこの施術法は、タイの寺院で発展してきた。マッサージ被術者はパジャマに着替えて、そして床の上にマットか堅いマットレスの上に横たわる。マッサージ施術者は手と前腕を使って強固なリズミカルな圧力を被術者の体のほとんどすべての部分にかかるように押す。一般にマッサージは体のSENライン(中国の 経絡 に相当するエネルギーライン)に従う。ある動作では、施術者の脚と足は被術者の体あるいは手足を固定させるために使われ、またある動作では、手で体を固定しながら足でマッサージをする。 通常オイルは用いられないが、時々被術者の体を暖め静めるために熱いハーブの包帯が使われる。一般にタイのマッサージのフルコースは2時間あるいはそれ以上続く。フルコースには、手指、足指、耳などを引っ張り、指関節をほぐし、被術者の背中を踏み、回転する動きなどで被術者の背中を弓なりに曲げることを含む。マッサージに標準的な手順とリズムがある。大きい集団マッサージでは、大部屋に10人以上の被術者が入れられ、施術者たちが集団で一斉にマッサージ手順を行うこともある。典型的な2時間のタイでの完全なマッサージでは、場所にもよるが、およそ300タイ・ バーツ (2005年のレートで8米ドル)程度かかる(5つ星ホテルの中ではこの5倍以上の費用ががかかることもある)。 現在日本国の法律では、国家資格として認められていないので、リフレクソロジーや整体などと同じ民間資格という分類に入る。こういった施術を用いて治療を行うためには、 あん摩マッサージ指圧師 の国家資格が必要である。しかし、近年のリラクゼーション業界の進展によって、日本全国のみならず、世界的にこの施術を学ぶ人たちや施術を受けられるサロンが増加している。タイ国内だけでなく、日本やアメリカ、ヨーロッパなどにも、サロンがどんどん広まっている。しかし、タイ古式マッサージは、民間資格であることから、施術者の技術や知識の水準は幅が広く、安易に学んだ後に事故を起こすなどの問題も水面下で起きている。劣悪な施術者が施術を行うサロンも多いので、注意が必要だ。また、タイマッサージと称して風俗産業を行っているいかがわしい業者も存在しているので、注意が必要だ。通常、タイ古式マッサージはストレッチや強い圧迫を伴うことによる危険度から保険の適応から除外されてしまう場合がほとんどである。現在さまざまなスクールやサロンが乱立する中で、NPO法人として認可されている資格団体もあるようだ。サロンの開業についての問い合わせは、タイ王国大使館や日本トラディショナルタイマッサージ協会が無料で対応をしてくれているようだ。

 
■代替医療
代替医療 (だいたいいりょう、alternative medicine) とは、" 通常医療 の代わりに用いられる医療" という意味が込められた用語である。代替医療は「 補完医療 」「 相補医療 」とも呼ばれる。米国でも日本でも学会等正式の場では「 補完代替医療 」( C omplementary and A lternative M edicine:CAM )の名称が使われることが多いようである。 通常医療 と代替医療の二つを統合した医療は「 統合医療 」と呼ばれる。代替医療を全て分類しきることは困難であるが、以下の4つのタイプに大まかに分類することが可能であろう。
1、 伝統医学 伝統中国医学 、 アーユルヴェーダ (インド医学)、 ユナニ医学 (イスラム医学)、タイ医学等、数百年以上の長きに渡り、それぞれの国で多くの伝統医師により研究・継承されてきた歴史・伝統があって、奥深さや広がりを伴った体系を持っており、各国の国民の健康を長らく支えてきた実績のあるもの。近代以降、“西洋医学”が前面に出てくるまでは、むしろこちらが主流であったもの。
2、 民間療法 国家的な広がりまではなく、小集団によるもの。歴史があるものも、最近登場したものもある。( 代替医療一覧 等参照のこと)
3、 栄養にまつわる療法 食餌療法の延長として、効果を期待するもの。特定の食事、食事法のこともあれば、食事成分のこともある。食事成分の場合、完全に同一成分の錠剤を摂取しても保険制度を利用すれば 通常医療 という位置づけになる。
4、 最先端治療法 西洋医学の医師によって研究され、一部では用いられた例はあったとしても、まだ大半の医師からは標準的な治療としては認知されていないもの。
 
■チャクラ

ヒンドゥー教 の ヨーガ では、人体の頭部、胸部、腹部で、輪または回転する車輪のように光っているように感じられる箇所を言う。数は6または7箇所と言われるが、それとは別に8箇所あるという説もあるなど、一定ではない。ムーラーダーラ (Mooladhara) ・チャクラ:会陰、スヴァーディシュターナ (Swadhisthana) ・チャクラ:陰部、マニプーラ (Manipura) ・チャクラ:腹部、 アナーハタ (Anahata) ・チャクラ:胸、ヴィシュダ (Vishuddhi) ・チャクラ:喉、アージュニャー (Ajna) ・チャクラ:眉間、サハスラーラ (sahasrAra) ・チャクラ:頭頂にある。簡易的には背骨の基底部から数えて第1チャクラ、第2チャクラ・・・・・・という呼び方もする。

 
■デトックス
現代社会を暮らしていく上では、どうしても体内に人体に悪影響を及ぼす 化学物質 (主に 重金属 や 合成化合物 のうち、特に有害なもの)が蓄積され、また自身の体内からも 活性酸素 などが生成されていると喧伝されている。デトックスとは、サプリメントの摂取や入浴などで、こういった体内の有毒な物質を排出しようとする方法とされている。これら有害な物質の多くが 脂肪 に蓄積されることから、提唱者の一部は ダイエット と関連付けてその効能を標ぼうしている。デトックスの方法としては、食生活の改善、ミネラルウォーター 、 ハーブティ の飲用、各種 サプリメント 、 薬剤 の摂取、入浴剤を用いた入浴、 ゲルマニウム温浴 など広義での湯治、イオンデトックス、岩盤浴、マッサージ 、電磁気器具を用いたエステティック、絶食などを指す。
 
■トリドーシャ

トリドーシャ(3つのドーシャ)説は、鉱物、植物、動物、人間および環境世界はヴァータ ・ピッタ・カパ(カファ)という3要素を持っているとする説。人間は個人により3要素の強さの違いがあり、性格や体質の違いとして現れるという。また、それに合わせた 食生活 、 病気 の治療法があるという。各ドーシャにおいて、ヴァータは「空・風」、ピッタは「火」、カパは「水・地」、を表している。ドーシャは一日のなかでカパ、ピッタ、ヴァータの順で変化のサイクルがあり、一年のなかでもサイクルがあり、人の一生の中でも変化する。また、食べ物や行動などでも変化する。

 
■ナーディ
ナーディとは、体の中にある、プラーナ=気が通る道(気道、気脈)のことです。 大きな10本をセンといい、細かく枝分かれした72000本もの神経をナーディという。)そのうちの72は人の身体にとって必要不可欠なものといわれている。 主に重要な3種類のナーディは、 脊椎の中枢神経に通っている「Sushumna(スシュムナー)」 その周りを通っている、体の左側にある「Ida(イダー)」 そして、体の右側にある「Pingala(ピンガラ)」。
 
■ヌアボーラン
タイ伝統医学に基づいたマッサージをいう。タイ古式マッサージの代名詞ともなっている。正確には、「ヌアッド」がマッサージを指し、「ボーラン」は古式や伝統的なという意味を持つ。タイ古式マッサージのことは正確には、「ヌアッドペンボーランタイ」といい、最近のタイ式マッサージは「ヌアッドペンタイ」という。
 
■パートプラテートロム
「パートプラテートロム」は本来、風門を開くという意味だが、タイ古式マッサージの止血するテクニックをいう。数十秒間血液の流れを止めて、その後一気に流すことで、細胞ひとつひとつにまで、酸素と栄養素を運ぶテクニックである。
 
■プラコップ
天然ハーブをボール上に布でくるんだもの。ハーブボールともいう。タイ古式マッサージの中に加えて施術が行われることが多く、スチームしたプラコップを身体に押し付けたり、たたいたりして使用される。プラコップの天然エキスと温熱効果で効果的な癒しをもたらす。タイ版のお灸とでもいうべき独特の手法である。
 
■プラーナ
Prana プラナ :インド哲学で、神秘的な気流、気息、気。正しくはプラーナで、プラナは英語名。
 
■ホメオパシー

ホメオパシー (homeopathy)は「同種療法、同毒療法、同病療法」と訳される。また、 ホリスティック医療 に分類される療法のひとつである。 日本 においては 代替医療 のひとつに数えられる。ホメオパシー(同種療法)とは、 ある症状を持つ患者に、 もし健康な人間に与えたら、その症状と似た症状を起こす物質を きわめて薄くしてわずかに与えることによって、症状を軽減したり治したりしようとする療法のことである。たとえば、解熱を促そうとする時には、健康な人間に与えたら体温を上げるような物質を含む物質を患者に与える。このことによって、極めて短時間発熱が促進されるが、すぐに解熱に向かうとされている。 ホメオパシーには大別してクラシカルとプラクティカルの2派があり、前者は理論を重視しその時々の症状よりも患者個人の性質に重きを置くのに対し、後者は臨床を重視しその時々の症状に注目する。しかし2007年現在、ホメオパシーが有効であるという根拠を科学的に示すことは誰一人成功しておらず、実際の治療効果について多くの科学者・医者が疑問視している。このように、非科学性を問題とする立場からは、 疑似科学 と考えられ 偽医療 の一つに過ぎないとして扱われることも多い。一方で欧米では、多くの療法家が手掛けているもっとも広く普及した代替療法の一つである。なお、同種療法と代替療法は似ている言葉だが、意味はまったく異なる。ホメオパシーは、日本においては 医療 として認められていないため、代替療法と呼ばれるのである。

 
■ホメオスタシス

恒常性 (こうじょうせい)、 ホメオスタシス (ホメオステイシスとも)とは、 生物 のもつ重要な性質のひとつで、生体の内部や外部の環境因子の変化にかかわらず、生体の状態が一定に保たれるという性質、あるいはその状態のこと。生物が生物である要件のひとつであるほか、 健康 を定義する重要な要素でもある。生体恒常性とも言われる。19世紀の クロード・ベルナール は生体の組織液を内部環境とし、 20世紀初頭に アメリカ合衆国 の 生理学 者 ウォルター・B・キャノン (Walter B. Cannon)が「ホメオスタシス」 (同一の(homeo)状態(stasis)を意味する ギリシア語 から造語)と命名したものである。恒常性の保たれる範囲は、体温や 血圧 、体液の 浸透圧 や pH などをはじめ、病原 微生物 の排除、 創傷 の修復など生体機能全般に及ぶ。恒常性が保たれるためには、これらが変化したとき、それを元に戻そうとする作用、すなわち、生じた変化を打ち消す向きの変化を生む働きが存在しなければならない。これは、 負のフィードバック作用 と呼ばれる。この作用を主に司っているのが 自律神経 系や内分泌系( ホルモン 分泌)、それに免疫系である。よく例に出されることの多いのが、体温調節である。 鳥類 や 哺乳動物 は 酵素 が働く至適温度である37℃付近で最も活動し易いため、この温度に体温を保とうとする。これより体温が高い場合は発汗、皮膚血管の拡張で体温を下げようとし、体温が低い場合はふるえ( 戦慄 )や非ふるえ熱産生(代謝の亢進による発熱)によって体温を上げようとする。感染症 の際に体温が上がるのは、 炎症 物質によって調節の目標温度が高まるからである。これは、病原体が に弱いという性質を利用した抵抗活動である。 解熱鎮痛薬 はこの目標温度を下げることで解熱させる。これらの他、血圧反射機能も恒常性の概念の説明に汎用されている。

 
■マルマ
アーユルヴェーダでいうインドのつぼのこと。マルマは、そもそもインド武術や外科学などで使われ、人を傷つける(ダメー ジを与える)急所として認識されていた。 しかしマルマとは、意識と身体をつなぐものともされ、メンタルな病気を癒し たり、人を制御するためにも使われる大変繊細なポイントでもある。 マルマについて認識し、アーユルヴェーダの生命観を知ることで、今まで行っ ていた些細な出来事が意味があることを理解できる。
 
■瞑想
瞑想 (めいそう、Meditation,メディテーション )とは、何かに 心 を集中させること。この呼称は、単に心身の静寂を取り戻すために行うような比較的日常的なものから、絶対者( 神 )をありありと体感したり、究極の 智慧 を得るようなものまで、広い範囲に用いられる。瞑想は2種に大別することも可能で、それらは例えば"肯定法"、"消去法"とも呼ぶこともできるであろう。"肯定法"とは、神や 仏 のイメージ、聖なるフレーズ、特定の文字などを心に描き、それと心的に融合する方法のことである。"消去法"とは、究極的な存在だけを出現させるために、それ以外の全てのイメージを消してゆく方法である。瞑想には、人間の心が多層的な構造を持っていることを踏まえて、高次の意識レベルへと到達することを目的として、その方法が組み立てられているものが多い。例えば、仏教哲学・心理学では意識は「八識」に分類され、その中には「 マナ識 」「 アーラヤ識 」と呼ばれる層があり、仏教の瞑想には、そこへと到達するための極めて合理的、システマティックな方法が含まれている。瞑想に関しては複数の言語間での翻訳の行き来に伴う表現の混乱があるので若干の注意を要する。"Meditation" という言葉はラテン語の "meditatio" から由来している。その後、 ヨーロッパ においてはもっぱらキリスト教が発展したので、ヨーロッパ諸語の"Meditation"とはキリスト教のそれを指し、 神 、 イエス・キリスト 、 聖母マリア 等を心の中でありありと想い浮かべることを、意味するようになった。これはどちらかといえば仏教における「内観」あるいは「観想」に相当する。ただし日本ではその" Meditation "を「瞑想」と翻訳するのが一般的である。一方、「 内観 」「 禅定 」等の 仏教用語 や「 ヨーガ 」などが、欧米においてはしばしば"Meditation"と翻訳されるため、それらを紹介した欧米の書物がさらに和訳される際(いわば再輸入される際)、それらが元の「内観」等ではなく、"瞑想"と訳されていることも少なくない。つまり翻訳で「瞑想」や「メディテーション」と表記されていても、その指示対象は日本人が「内観」や「ヨーガ」と呼んでいるものであるかも知れず、やはり混線が生じている可能性があるので注意が必要である。
 
■免疫
免疫 (めんえき)とは、 病原体 などの非自己物質を認識し、排除する生体防衛機構のこと。精密かつダイナミックな情報伝達を用いて、 細胞 、 組織 、 器官 が複雑に連係している。稀に、免疫制御機構の異常から自己成分に対しても免疫が発動されることもあり、 自己免疫疾患 という。 抗体 による免疫応答が過敏に働き、逆に生体に不利益をもたらした場合を、 アレルギー という。免疫とは、ヒトや動物などが持つ、体内に入り込んだ「自分とは異なる異物」(非自己)を排除する、生体の 恒常性 維持機構の一つである。一般に、 薬物 や 化学物質 などの排除には、 肝臓 の 酵素 による 代謝 が働くのに対し、免疫はそれよりも 高分子 である タンパク質 (ヘビ毒やハチ毒など)や、体内に侵入した 病原体 を排除するための機構として働くことが多い。特に病原体による 感染 から身を守るための感染防御機構として重要であり、単に「免疫」と呼ぶ場合には、この 感染防御免疫 のことを指す場合も多い。免疫(感染防御免疫)は、体内に侵入する バクテリア や ウイルス などを妨害する障壁を創造、維持することで生体を防御する機構である。感染源がこの障壁を突破したとしても、 自然免疫 が感染源に対応する。自然免疫にはある特殊な細胞が備わっており、それらは侵入物が自己を再生産したり 宿主 に対し重大な被害をもたらす前に発見、排除する。 自然免疫を突破した感染源に対応するのは 獲得免疫 である。獲得免疫は一度感染源に接触することで発動し、発動後は感染源を発見し次第選別、強力に攻撃を仕掛けていく。 獲得免疫は 抗体 や 補体 などの血中タンパク質による 液性免疫 の他に、 リンパ球 などの 細胞 による 細胞性免疫 によって担われている。リンパ球には分化成熟して 免疫グロブリン を産生する B細胞 のほかに、 胸腺 で 分化 成熟 する T細胞 などがある。その他、 食作用 によって 抗原 を取り込んで分解してT細胞に提示する 樹状細胞 なども免疫機能の発現に関与する。これらの細胞は 骨髄 で産生され、胸腺や リンパ節 、 脾臓 などのリンパ系組織での相互作用をへて有効な機能を発揮するようになる。一般的に『免疫』と聞いて多くの人が思い浮かべるのはこの作用である。
 
■ヨーガ

ヨーガとは、 広義には、 インド 発祥の心身制御のテクニック、あるいは 修行 法の総称である。アーサナ(asana,姿勢)や、プラーナーヤーマ( 呼吸法 )のみを重視する健康ヨーガ的なものや、 瞑想 による精神統一を重視するものなど様々である。 狭義には、 六派哲学 の ヨーガ学派 から始まった、 解脱 、すなわち個体 魂 の 神 への結合を実現するための実践体系を指す。なお、ヨーガは現代人の生活に入り込んでおり、 洞窟潜水 などにヨーガを取り入れている ダイバー もいる。最近ではヨーガを取り入れるスポーツクラブもあるが本格的なヨーガとは似て非なるものも多い。 ヨーガ Yoga は、「馬にくびきをかける」という意味の動詞「yuj」から派生した名詞である。つまり語源的に見ると、馬を御するように心身を制御するということを示唆しているようである。「ヨガ」と発音する人がいるが、 サンスクリット で「O」(オー)の字は、常に長母音なので、「ヨーガ」が正しい。ただ日本語の長母音はサンスクリット語の三倍母音なので長くのばしすぎるのも問題である。インド人の発音を聞くとヨゥガと言っているように聞こえる。修行者はヨーギー(ヨーギ、Yogi)、女性の修行者はヨーギニー (Yogini) と呼ばれる。明確な起源は定かではないが、 紀元前2500年 ~1800年の インダス文明 に、その遠い起源をもつ可能性が指摘されている。同文明の都市遺跡の モヘンジョ・ダロ からは、 坐法 を組み 瞑想 する神像や、様々なポーズをとる陶器製の小さな像などが見つかっている。ヨーガという語が見出される最も古い書物は、 紀元前800年 ~ 紀元前500年 の「古 ウパニシャッド 初期」に成立した『 タイッティリーヤ・ウパニシャッド 』である。また、 紀元前350年 ~ 紀元前300年 頃に成立したとされる『 カタ・ウパニシャッド 』にはヨーガの最古の説明がある。 2世紀 ~ 4世紀 ごろ、 サーンキヤ学派 の形而上学を理論的な基礎として、その実践方法が パタンジャリ によって『 ヨー・スートラ 』としてまとめられ、 解脱 への実践方法として体系づけられた。内容としては主に観想法によるヨーガ、静的なヨーガであり、それゆえ「ラージャ・ヨーガ」(=王・ヨーガ)と呼ばれている。その方法がアシュタンガ・ヨーガ( 八階梯のヨーガ )と言われる八つの段階のヨーガである。ヤマ(禁戒)、ニヤマ(勧戒)、アーサナ(座法)、プラーナヤーマ(呼吸法)、プラチャハーラ(一心集中)、ダラナ(凝念)、ディヤーナ(静慮)、サマーディ(三昧)である。また同書を根本教典として「 ヨーガ学派 」が成立した。同派は、 インド哲学 の 六派哲学 の1つに位置づけられている。12世紀 ~ 13世紀 には、 タントラ 的な身体観を基礎として、動的なヨーガが出現した。これはハタ・ヨーガ(力・ヨーガ)と呼ばれている。現在世界中に普及しているヨーガはこのハタ・ヨーガの方法である。内容としては難しい坐法(アーサナ)や呼吸法(プラーナーヤーマ)を重視し、"超能力"や 三昧 を追求する傾向もある。ヨーガは バラモン教 、 仏教 、 ジャイナ教 の修行法でもあった。また、ハタ・ヨーガの経典の中に ハタ・ヨーガ・プラディピカー 、 ゲーランダ・サンヒター 、 シヴァ・サンヒター もある。最初に 瑜伽 として日本にヨーガが伝わったのは、 大同 元年( 806年 )、 唐 より帰国した 空海 にまでさかのぼる。その後、真言宗や天台宗の「 護摩 」、「 阿字観 」等の密教行法として、現在に伝わっている。禅宗の 座禅 も、ヨーガ・スートラ第2章に記述されるディヤーナの音写である。現在巷で流行している健康法としてのヨーガは 昭和 時代に伝播したが、伝統的ヨーガを導入した新興宗教団体 オウム真理教 による一連の事件の影響で、一時下火になった。だが 2004年 頃から健康ヨーガは再びブームとなり、ダイエット方法の1つとしてテレビで紹介されたり、CMで使用されることが増えた。フィットネスクラブなどでは、エアロビクスと同じようなスタジオプログラムの1つとして行なわれている。この流行はインドから直接流入したものではなく、 アメリカ 、特に ニューヨーク や ハリウッド での流行が影響したものと考えられ、近年では同流行が インド へ逆輸入されている。なお、伝統的ヨーガ系のグループには現在でも、イニシエーションを行なうなど宗教団体的側面を持つものもある。

 
■予防医学
予防医学 とは、 疾病 の発生・経過・分布・消長とそれに影響をおよぼす原因を 研究し、疾病の 予防 を行うことや、病気になりにくい心身の健康増進を図るための 学問 で、狭義には、「病気になってしまってからそれを治すことより、病気になりにくい心身を作る。病気を予防し、健康を維持する」という考え方に基づいている 医学 といえる。 人間ドック や 健康診断 も予防医学の一つ。また、 アーユルヴェーダ やタイ古式マッサージなどの 伝統医学 も予防医学的な考え方を持っている。 治療医学 とは異なり、 保険 の適用にならないため、現在はあまり普及していない。
 
■リフレクソロジー

リフレクソロジー (Reflexology)とは、 反射療法 とも呼ばれ、主に足の裏(手の平等を含む場合もある)の特定部位を押せば体の特定部位に変化が起こる現象を活用し、疲労の改善などをはかる療法である。名称の由来は、 REFLEX (反射)と OLOGY (学や論の意味を表す名詞を作る接尾語)を合わせた造語であるとの説が有力。利用者側からは日常の会話では、短縮形で「リフレ」あるいは「 足裏マッサージ 」と呼ばれることもある。リフレクソロジーを行う人は リフレクソロジスト (Reflexologist)と呼ばれる。リフレクソロジーは、 アメリカ が発祥である。アメリカ人医師である ウィリアム・フィッツジェラルド 博士(1872年~1942年)が手術中の患者がベッドの梁などに手足を押付ける行為を観察し、これを 医学 的に研究したところ、痛みを和らげる効果があることがわかり、「ゾーン・セラピー」という本を発表した。アメリカの理学療法士、 ユーニス・イングハム 女史は、フィッツジェラルド博士のゾーン・セラピーを発展させ、足の特定の部位( 反射区 )が身体の各部位に対応していることを突き止め、 フットチャート (足の地図)を作った。フットチャートは「足裏反射区図」と呼ばれることもあり、面としてとらえているところに特徴がある。フットチャートは、「足裏ツボ図」と表現されることもあるが、リフレクソロジーで刺激する反射区は、指圧点である つぼ ( 経絡 経穴 )とはまったく関連性が無く「足裏ツボ図」という表現は正しくない(リフレクソロジーが"面"でとらえるのに比べ"つぼ"はバラバラの"点"でとらえていることをはじめとして、様々な相違点がある)。いわゆる マッサージ ・ あん摩 ・ 指圧 とリフレクソロジーは似てはいるが、マッサージはフランス生まれであり、あん摩と指圧は 中国 の経絡経穴思想などの影響をうけて日本で誕生した手技であり、リフレクソロジーとは、起源や歴史、理論もまったく異なるものである。 日本では「欧米式」「台湾式」「中国式」「タイ式」と呼ばれるものが有名である。

 
■リラクゼーション

リラクゼーション 、正しくは リラクセーション (relaxation) は、リラックスすること。 交感神経 の興奮が抑えられ、 副交感神経 の働きが優位になっている状態になること。 緊張 が解かれている状態。 人間 を、上記のくつろいだ状態にする活動や行為。息抜き、休息。 転じて、気晴らし。 レクリエーション 、 レジャー 、 娯楽 など。 物理学 で、 原子 等のエネルギーレベルが高い状態から低い状態に移ること。 音楽 で、楽曲の進行中に、音楽的な緊張感をゆるめること。 緩和法 ( リラクゼーション・テクニック ) - 最適化問題 で、条件を緩めて下限のあたりを付けること。

 
■レイキ
レイキ とは、日本発祥の民間療法が日本国外で発展し普及した 代替医療 である。臼井甕男 の始めた 臼井靈氣療法 が海外で独自に発展、簡略化した一種の 手当て療法 である。臼井の弟子の一人であった 林忠次郎 からハワイ在住の日系人、 高田ハワヨ へと伝わったものが主だが、若干の別ルートから伝わったものもあることが判明している。生命の活性化をはかり、生体内のエネルギー・バランスを調整するとされている。臼井が創設して今日も続いている臼井靈氣學會の内部伝承によると、新宗教の教祖の中には臼井靈氣療法を学んだことがある人が少なからずあるといい、 生長の家 の 谷口雅春 や 世界救世教 の 岡田茂吉 などの名が挙げられている。また 発展系レイキ と呼ばれるものもある。 カルナレイキ 、 セイキムレイキ などがそれにあたる。最近の傾向として、民間療法としてだけではなく、実践者の自己啓発、能力開発の一環としても広まりつつある。
 
■ワットポー

ワット・プラチェートゥポンウィモンマンカラーラーム=ラーチャウォーラマハーウィハーン は ワット・ポー ( ???????? 、「菩提の寺」の意) の名で有名な タイ の バンコク にある王室 寺院 。黄金に輝く巨大な 涅槃仏 があり、 涅槃寺 とも呼ばる事もある。バンコクで最大の最も古くからある寺院でもあり、敷地面積は50ライ(約80,000m2)の面積を有する。寺院の構造は二つに分かれており、本堂や図書室などを中心とする北部分と南に小道をはさんで南部分には庫裏がある。一般公開されているのは北側の部分のみである。チャクリー王朝開始以来、王族の庇護を背景に成長した。敷地内の仏塔は王や王族の墓のようなものである。中国の文化と タイ文化 の混合様式の代表的な建築の一つとして知られ、仏塔には中国製の陶器の破片がはめられており、中庭では中国の様式を持った像などが飾られている。

 
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