今の時代、独立して仕事をしていく上でホームページは欠かせないツールです。雑誌に広告を掲載してもホームページアドレスを載せておくことで、お客様はホームページを確認してから、予約を入れてきます。独立する人のほとんどがホームページを持つのだとは思いますが、ただ単にホームページを持っているだけではもう不十分だと考えました。ただ持っているだけでは、なかなか見てもらう機会が少ないからです。検索エンジンに登録をしなければ表示もされませんし、いろいろな仕掛けをそこに加えなければ、これだけタイ古式マッサージ関連のページがたくさんある中で、自分のサロンのページがヒットするようにはならないからです。ホームページはうまく作れば、24時間営業の宣伝マンになるはずなのです。SEO対策と言って、ホームページにアクセスしてくれる人をいかに増やすか、というのが重要なポイントなのですが、このポイントをわかっていないのにホームページ制作業者に任せても、かっこいいだけでアクセスの取れないページが出来上がってしまいます。うちの場合にも、最初は知人の関係で安くホームページを作ってもらいましたが、結局作り直す結果となりました。
フリーペーパーなどの雑誌で広告したこともありましたが、1回の掲載で数十万円もかかるなど、料金がかなり高めです。確かに出たときには予約の問い合わせが増えるのですが、うちのようにセラピストが3人しかいない小規模サロンでは、対応できる数に限界があって、結局、断るはめになってしまいました。翌週には新しい号が出てしまいますので、そうなると問い合わせ件数がぐーっと減ってしまいました。これでは何のために広告を出したのかよくわからなくなってしまいます。ですから、それ以降、雑誌掲載はお休みしています。
ホームページは、スタッフの募集にも役立ったことがあります。以前、スタッフを募集したときには、ホームページに求人情報を載せました。いわゆる求人広告は一切出しませんでしたが、TTMAの求人広告欄には掲載をしてもらいました。後でそのスタッフに聞いたら、やっぱりどんなお店なのか、応募する側も事前にホームページで確認する時代なのだそうです。
これもスクールで学んだことのひとつではありますが、サロンをヒットさせるためには、ホームページだけでなく、パンフレットや名刺、ポスターなどの販促物すべてのイメージを統一させておくことで、よりお客様に対してサロンのイメージを強くアピールすることができるようですね。大手の企業では「CI」と言って、企業イメージを大切にしますが、有名なサロンだから、こうしたことを気にするのでなく、有名になるために、最初からこういった企業イメージを大切にしていくという考え方でやっています。 |